住宅ローンの見直しを!デフレ時代には借金の重みが増す

マイホームを購入してしばらく経つと、住宅ローンに無関心になってしまう人もいると思います。一方、このところの景気悪化でボーナスが減ってボーナス払いが苦しくなり、住宅ローンのことを考えざるを得ない状況になった人も多いと思います。

2008年の民間の平均給与(「民間給与実態統計調査」国税庁)を見ると、前年より17%も減って、過去最大の減少率でした。特に「賞与」の落ち込みが大きく、前年比で6%も減っています。好景気でボーナスが増えていく体験をしている40代はボーナスが激減することは想定しにくかっだのではないでしょうか。

これだけ経済状況が変動すると、家計も大変になります。借り入れした時と状況が大きく変わってしまえば、住宅ローンの返済計画が狂ってしまうこともあるでしょう。ここで、一度、住宅ローンについてきちんと考えてみたいものです。

給与は減ってもローンは減らない

大きな経済の流れを見れば、日本はこのところ「デフレ」傾向にあります。デフレとは物価が下がること。つまりモノの値段が下がるということですから、お金の価値は上がる。今年より来年のほうがモノの値段が安くなるなら、同じ1,000円でも、今年の1,000円より、来年の1,000円の方が、沢山モノが買えるわけです。

一方、モノの値段が下がれば、企業の売り上げは減って利益も減り、その結果お給料も減ります。お給料が下がれば、モノを買わなくなりますから、益々モノの値段も下がるというスパイラルになります。

では、その中で住宅ローンという借金を考えてみると、どうでしょうか。デフレになっても借金は減りません。住宅ローンの支払い額は決まっている一方で、お給料は減るわけですから、家計における借金の重みが増してしまうことになってしまいます。苦しくなるわけですよね。

身軽にしておくのも一つの方法

マイホームという不動産を持つことはインフレ時代には現金の価値が下がることのヘッジになりましたが、デフレ時代には、そういう意味がなくなるということでしょう。これから先、経済がどうなるかはわかりませんが、借金を減らして身軽にしておくのも一つの方法だと思います。

まずは住宅ローンの残高、返済期間、返済方法、借り入れ金利などを、一度きちんと確認してみましょう。今後どれだけの期間、いくら返済するのか、毎月払いとボーナス返済の割合はどうなっているでしょうか。

この先、自分の給与が伸びていかなくても、ボーナスが減ることがあっても、何とかやっていけるのかとうかを、今のうちに考えてみることも大切だと思います。その上で住宅ローンの借り換え、繰上げ返済、返済方法の変更など、効果的な対策をとりたいものです。

— posted by マナピー at 10:56 am