繰り上げ返済で家計を身軽に!ライフプランを基に考えることも必要です

家計を身軽にする方法の一つに、住宅ローンの「繰上げ返済」があります。「繰り上げ返済」とは月々の決まった返済とは別に、お金を返済する方法で、借入残高の一部を返済する「一部繰上げ返済」とすべてを返済する「一括繰上げ返済」があります。

「繰り上げ返済」をすると何がいいかというと、住宅ローンの総返済額を減らすことができることです。住宅ローンの月々の返済は、元金と利息を支払っているわけですが、繰上げ返済のお金は元金部分に充てられるので、その分の利息が浮くわけですね。繰り上げ返済は早いうちにするほど効果は高くなります。

「一部繰上げ返済」には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。「期間短縮型」は繰上げ返済することによって返済期間を短くする方法。「返済額軽減型」は繰上げ返済をすることによって月々の支払いを少なくする方法です。給与が減ってしまい、少しでも月々の家計を楽にしたいという場合は、こちらの方法が向いているかもしれません。ただし、住宅ローンの総返済額を減らす効果が大きいのは「期間短縮型」の方です。

一番効果が高くなる方法を

もし、複数の住宅ローンを借りている場合は、借り入れ金利の高いもの、残高が多いもの、残存期開か長いものの方が繰り上げ返済の効果が高くなりますので、自分の住宅ローンの場合で一番効果が高くなる方法を考えないと、せっかくの繰上げ返済が勿体無いですね。

自分の住宅ローンを繰上げ返済した場合の効果については、金融広報中央委員会のサイトでシミュレーションできます。「暮らしのお役立ちツール」→「資金プランシミュレーション」→「繰り上げ返済シミュレーション」で返済中のローンを繰り上げ返済した場合の返済額、返済期間などが計算できます。自分たちの計画を立てる際に便利に使えますね。

繰上げ返済で注意したいのは、繰上げ返済することによって、通算の返済期間が10年未満になってしまった場合は住宅ローン控除が受けられなくなってしまう点です。

今後のライフプランも考えて

繰上げ返済で住宅ローンを身軽にしたいばかりに、預貯金を殆ど返済に充てたり、生命保険を解約して返済に充てたりするのはNGです。やはり、いざという時の最低限の預貯金や保険の備えなどは必要です。自分のライフプランの中で、今後、どのようにお金が必要になるかということを考えた上で、住宅ローンの繰上げ返済を考えていかなくてはなりませんね。

住宅ローンを返済したのはよくても、高い金利でお金を借りなくてはならなくなっては元も子もありません。そういう意味でもライフプランを考えて今後の見通しを持っておくことが、家計のやりくりを考える上では不可欠なわけです。

— posted by マナピー at 11:10 am